停電時における対処法(ご参考までに・・・)

【停電時における金魚・亀の対処法】

停電時における亀の保温について、参考までに いくつかの方法を記載したいと思います。
まず子ガメですが、まだまだ体力の面でも大きな亀に比べると弱い面があると思いますので、何らかの方法で保温はした方が良いと思います。
1.ペットボトルなどの容器にお湯を入れ、タオルなどで包んで簡易的な湯たんぽとして利用する。
2.使い捨てカイロを、新聞紙などで包んで利用する。
*1. 2.共に直接亀に触れない様に設置する。

大きな亀については、停電の時間や地域にもよりますが、3時間程度であればさほど心配はいりません。長期間に渡り低温飼育することはよくありませんが、非常時など短期間であれば亀は結構寒さに強いものです。

注意して頂きたいのは、長時間に渡る高温飼育です。
停電が終わった後に亀に触り必要以上に冷たくなっていた場合は、体温の回復に努める程度でよいかと思います。

次にインキュベーター(フランキ)などの管理についてです。
生体の種類にもよりますが、温度の調節が難しい為、発電機若しくは車のシガーソケット(車用インバーター)などで電源を確保すれば良いと思います。
但し、あくまでも緊急時の利用に限ります。
その他に、電源の要らない石油ストーブなどを、上手く利用しても良いかもしれません。(定期的な換気をお忘れなく!)

停電時の対処の方法を紹介しましたが、あくまでも非常時における対処方法です。


次に金魚についてです。
水温の低い時期は酸素供給量も少なく済む為、長時間に渡って維持する事は可能だと思いますが、飼育水量や温度によって一概には言えません。
プラグ式のエアポンプ(ブクブク)の他に、乾電池式のエアポンプも売っていますので、利用してみては如何でしょうか?
ホームセンターや釣具店などで販売しております。

大型の池の場合は、発電機などが必要になると思います。

利用していない飼育ケースがある場合は、金魚をできるだけ分散させるのも一つの方法です。

夏場など水温が高い時には、氷を飼育水に入れることにより水温を下げる方法などもあります。但し、あまりお勧めできません。


最後になりましたが、停電後は電気が復旧した後には、必ずこまめに温度管理をチェックして下さい。停電をキッカケにサーモスタットなどの不具合が起きる事があると聞いたことがあります。